ワシントン条約により、象牙の輸入禁止になってからだいぶ月日が経つようだ。

街のはんこ屋さんではいつでも象牙ののぼりをたてて宣伝しているので、あまり馴染みがないが、象牙は1990年代から輸入されていないという。

つまりもう30年近く。それなのに、なんで印鑑屋では象牙を販売できているのだろうか?ふと疑問に思っていろいろ探ってみた。

今回象牙が禁止された理由は、アフリカ象の深刻な減少によるものらしい。なんでもアフリカ象の頭数が30年前より1/3以下になっており、20年後には絶滅の危機になるというのだ。

印鑑屋では象牙がおすすめ第一とされ、しかし輸入は30年前に止まっている。
とても不思議なことだ。

この裏にはどうやら密猟がある、というのだ。

つまり表では正規輸入品ですよーーーと言っておきながら、裏では密猟により常に補充されている。

だからなくなるどころか、はんことして日本に入ってくるのか。うなずける意見だ。

そもそも絶滅の危機にある象を殺して使う象牙を、なんで日本は積極的に販売しているのだろう。

ここが不思議なところである。

人道的立場から、象牙である必要はないのだから、すぐにやめるべきではないだろうか?

最近私も印鑑を買ったばかりなので、この素材に対する知識があるから言わせてもらう。

象牙の印鑑を持つと不幸になる、運が落ちる。しかし価格はめちゃ高い。意味不明だ!!!

象牙を売っているお店も、品がなさすぎる。世界的な傾向なんだから、金のことばかり考えていないで、象牙なんてやめるべきではないのか?